川砂か畑の土をふるいでふるって、まき床に均一にかけます。
土かけの厚さはタネの3倍くらいが目安ですが、土の性質やタネの時性にあわせてかける量を加減します。
薄く土かけをするときにはふるいを、手やくわなどを使ってていねいに土かけを行ってもよいでしょう。
ネギ、ミツバなどは光が当たることによって発芽しやすくなるため、タネが見えかくれするくらいに薄く土をかけます。
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●発芽と光の関係 |
性質 |
品目名 |
発芽をよくする条件 |
光線があると発芽しやすいもの |
セルリー・ミツバ・レタス・シソ・コマツナ・ゴボウ・ダイコン |
タネまき後土をかける量を少なくする |
光線に当てると発芽しにくいもの |
ナス・トマト・トウガラシ・タマネギ・ダイコン |
タネまき後土をやや多めにかける |
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勢いよく水やりを行うとタネが流れるのでジョウロで静かに行います。多すぎると土が固まってしまうこともあります。発芽するまではぬれ新聞紙をかぶせておいても、乾燥を防ぐためには良いでしょう。新聞紙はとりおくれないように注意しましょう。
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タネまきの前にタネを水に浸しておきます。
できれば流水がよいのですが、そうでなければときどき水をかえてやります。
ゴボウや、夏まきのホウレンソウ、レタスなどは一晩水に浸したのち、涼しいところで芽出してからまくとよいでしょう。
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タネまきした苗が大きくなり、混雑してきた場合、別の場所へ植え替えを行い、生育をよくします。これが移植です。移し替えは新しい床か鉢に行います。
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土が乾いていると根に土がつきにくいため数時間前までに土を湿らせておきます。
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移植床にほどよく穴を掘って植える
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移植、鉢上げ後2~3日は、強い日ざしをさけるため寒冷しゃなどで覆いをします。
根づくまでは土の表面が乾かないように定期的に水やりをします。
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