家庭菜園
野菜づくりの基本
野菜の健康診断
濃度障害 | |
あわゆる「肥やけ」です、肥料の与えすぎで、根が褐変したり、細い根が枯死してしまいます。こんな場合は、水やりを多めにして、肥料分を流すとよいでしょう。 | |
過温、過乾、堆肥不足 | |
野菜にとって、乾燥がいけないのはもちろんですが、過湿や堆肥不足で土が固く締まっておこる酸欠状態も悪い影響を与え、根が腐ります。 | |
根のこぶ | |
ニンジン、キュウリ等の根につくこぶはセンチュウの被害、ハクサイ、キャベツのこぶは根こぶ病です。イネ科作物との輪作や太陽熱消毒をしましょう。 | |
岐根 | |
ダイコンやニンジンの岐根は、畑に石が多かったり、完熱でない堆肥を施用した場合におこります。 | |
裂根 | |
ダイコンやニンジンの裂根は、急な雨で土の水分が増え、大量に水を吸ったときに発生します。 |
効果 トンネルをかけると、野菜を早い時期からは種、植えつけができます。反対に、晩秋から初冬の霧、寒害を防止し、収穫を遅らせるなど作型をある程度変えることができます。
種類と特徴さらに、雨による病気の発生を少なくし、寒冷しゃのトンネルは、夏季の防虫にも大いに役立ちます。 資材は、ビニル、ポリエチレン、寒冷しゃなどに区別できます。使用する資材によって保温性が異なり、塩化ビニルが最もすぐれ、次に酢酸ビニル、ポリエチレンの順になります。そこで、春や秋はポリエチレン、冬はビニル、夏は寒冷しゃなどのネット系のフィルムが利用できます。
換気の方法換気の方法は大きくは2つに分けられ、トンネルのすそを上げる場合と、トンネルに所々に丸い穴をあけて換気する方法があります。穴の数が多いほど、大きいほど換気は多くなります。
かん水及び利用方法 トンネル内のかん水は、チューブかん水が便利です。
利用方法は、ホウレンソウ、コマツナ、シュンギクなどの軟弱野菜の早まき、または遅まきができます。スイカ、メロンの早植えやダイコン、ニンジンの早まきのビニル、ポリトンネルの利用があります。 寒冷しゃは夏季のダイコンの早まき栽培があります。 |