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令和7年度産水稲用苗作りがスタート/田植えに向けて播種作業始まる/JAあいち三河
2025/03/17
JAあいち三河管内で最も早く田植えを行う生産者の斎藤茂晴さんの作業場で3月11日、令和7年度産水稲用苗作りがスタートしました。4月10日ごろの田植えに向けて着々と準備を進めています。
この日は、斎藤さん家族ら5名が浸種して積算温度の合計が100度になった種子を使って「コシヒカリ」の密苗約300枚を播種。今後は出芽室の温度を30度に保ち4日間かけて出芽させるなどしながら管理を続けていきます。作業はゴールデンウイークまでに7回実施し、2,500枚を播種する予定。
斎藤さんは「3月はまだ気温が低いため、根張りを良くするために、より丁寧に水と温度の管理を徹底していきたい」と話しました。
「コシヒカリ」は強い旨味と粘りが特徴の品種。香りやツヤ、炊き上がりの美しさ、歯ごたえの柔らかさも優れており、美味しいお米の代表。また、同JA各営農センターでも21日より播種作業が始まる予定で、愛知県推奨品種「なつきらり」や3年連続特Aを受賞した「ミネアサヒ」、大粒でしっかりとした食感の「あいちのかおり」などの品種の育苗を行います。
写真=「コシヒカリ」を播種する斎藤さん㊧(11日、幸田町坂崎)