お知らせ一覧
イチジクの剪定講習会実施/今年作の安定出荷に繋げる/JAあいち三河いちじく部会
2025/02/25
JAあいち三河いちじく部会は2月21日、坂井勇太部会長の圃場でイチジクの剪定講習会を開きました。休眠期であるこの時期に毎年実施しており、収量調節や樹勢のコントロール、日当たり確保、風通しを良くすることで、今年作の安定出荷に繋げます。
当日は生産者や西三河農業改良普及課ら13人が参加。剪定のポイントを実技で確認し、樹勢や生育に応じた剪定の大切さを共有しました。同普及課の権田絵美莉技師は「春先にかけて気温が高くなってきた時に、耐寒性が低下するため晩霜害に注意すること、芽の向きを上芽でなく横芽を残した剪定をして欲しい」と呼び掛けました。
同部会は10人の生産者がおよそ2.0㌶の面積でハウス、露地イチジクを栽培。主な品種は「桝井ドーフィン」「サマーレッド」など。4つのJAから構成される西三河共計として出荷し、「西三河のいちじく」の名前で名古屋の市場を中心に、ハウスは4月上旬、露地は8月上旬から出荷が始まる予定。
写真=実演する権田技師(手前)(21日、幸田町菱池)