お知らせ一覧

「でかほっぺ」の出荷開始/希少性や見た目のインパクトを活かした販売方法へ/JAあいち三河

2025/01/24

 JAあいち三河が自己改革「農家所得の向上」を目指し販売に繋げた巨大イチゴ「でかほっぺ」の出荷が1月19日から始まっています。今年は大阪、東京に出荷する他、JAあいち経済連西三河地域青果物パッキングセンターを通じて県内にあるイオンを中心に約2500個(1パック1個)を販売する見込み。出荷は2月9日まで。 
 「でかほっぺ」は、普段見ることのない巨大なイチゴ(品種:紅ほっぺ)を名付けたもの。栽培過程の中で、2番果の生育時期である1月中旬頃に奇形果、変形果のような出荷規格にはない巨大なイチゴが発生し、これまでレギュラー品よりも低価格で販売していました。甘い先端部分が多く糖度も十分にあることやこの時期にしか食べることができない希少性を活かした販売方法に繋げるため、令和3年12月に「でかほっぺ」としてJAあいち経済連が商標登録。重量や見た目のインパクトを競う「でかほっぺグランプリ」を開くなど、消費者へのPRを強化し産地としての知名度アップにも繋げています。
 同JA岡崎市いちご部会の酒井久憲部会長は「でかほっぺは普通サイズに比べて4倍くらい重さがあり、今しか味わえない。家族みんなで丸かじりして食べて欲しい」と笑顔で話しました。

写真=「でかほっぺ」を収穫する酒井さん(23日、岡崎市東本郷町)