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NPO法人おかざき農遊会アドバイザーの小池聡教授が訪問/法性寺ねぎについて情報交換行う/JAあいち三河

2025/01/06

 JAあいち三河管内で栽培される「法性寺ねぎ」は、岡崎市で唯一の“あいち伝統野菜”として2009年に登録されています。その「法性寺ねぎ」の生産者で組織する同JA法性寺ねぎ研究会を2009年に立ち上げた近藤幸男さんのもとへ、NPO法人おかざき農遊会のアドバイザーを務める名城大学の小池聡教授が訪れました。
 きっかけは、同法人がディスカバー農山漁村に選ばれたこと。これまで同法人が、より多くの地域住民らに「法性寺ねぎ」を知ってもらうことを目的に、定植から収穫までの一連の流れを体験してもらう食育活動を展開してきたこともあり、法性寺ねぎの歴史や情勢、産地を守る取り組みについて情報交換を行いました。
 小池教授は「どのように産地ができたのかや今の情勢などを聞ける貴重な機会となった。同法人が春と秋の年2回発行する会報に掲載される予定のため、しっかり情報を整理して紹介したい」と話しました。
 「法性寺ねぎ」は農業支援センターウイルスフリーの苗を使用。研究会員のみが使用できる販売用の袋やビニールテープを使用し、多品種との差別化を図っています。出荷は11月から始まっており、1月から2月をピークに産直施設「ふれあいドーム岡崎」や「幸田憩の農園」などを中心に出荷します。

写真=法性寺ネギについて説明する近藤さん㊧(25日、岡崎市法性寺町)