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被災経験から能登半島地震災害義援金へ/イベント売上全額を石川県へ/おかざき幸田さつまいも☆プロジェクト

2024/12/25

 JAあいち三河管内の岡崎市と幸田町にある遊休農地を活用し、サツマイモを栽培する「おかざき幸田さつまいも☆プロジェクト」。結成から3年、同JAが主催する一大イベント「JAまつり2024」に初めて出店し、復興支援に繋げてほしいと焼芋の売上全額約18万円を能登半島地震災害義援金として石川県に届けました。
 11月9日、10日に開催された「JAまつり2024」では、“OIMO FOR NOTO”のテーマを掲げ焼き立てのサツマイモ「紅はるか」を両日300本用意。甘みが強くねっとりとした食感の焼芋は昼過ぎには売り切れになってしまうほど来場者からも好評でした。
 プロジェクトメンバーの浅井裕司さんは「1月1日に発生した令和6年能登半島地震により甚大な被害を受け、さらに9月21日から豪雨による被害を受けた。JAあいち三河も令和5年6月に東部地区が被災し支援された事もあり、少しでも助けになればと考え、岡崎市を通して焼芋の売上を義援金として寄託した」と話します。
 同プロジェクトは3名の生産者で、SDGs達成に向けた遊休農地の荒廃防止や食料生産向上、地域農業を守るために令和3年12月に発足。非耕作者から農地を活用して欲しいとの問い合わせも増えており、令和10年までに約5㌶の栽培面積増加を目指し取組んでいきます。他にも農福連携として特定非営利活動法人アルクスの利用者と干し芋の加工を行っています。

写真=焼芋を販売するプロジェクトメンバー(9日、岡崎中央総合公園)