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畑ワサビの播種実施/令和8年の収穫を目指す/JAあいち三河ぬかた特産部会ワサビグループ
2024/12/24
JAあいち三河ぬかた特産部会ワサビグループは12月12日、県内唯一の産地である岡崎市で「畑ワサビ」の播種作業を行いました。この日は部会員やJA職員ら8名が集まり、9㌢ポット1,200個に育苗培土を入れ水やり後、1粒ずつ丁寧に手で播種。冬の期間は育苗センターで水やりなどの手入れを行い、育った苗を来年3月に部会員の圃場に定植します。ワサビは播種から収穫までに約1年半の管理が必要で、今年播種したワサビは令和8年の収穫を目指します。
同グループの内田定夫代表は「出荷量が年々減少傾向にある。県内唯一の産地として栽培が続けられるよう頑張りたい」と話しました。
同グループは6人の生産者が所属。中山間地域での収穫は6月でワサビ茎と芋と呼ばれる地中で育つ実の部分を名古屋市の食品会社に契約出荷しており、茎は「ペーストわさび」に、芋と呼ばれる地中で育つ実の部分は「わさびオイルドレッシング」に加工されます。
写真=播種する部会員(12日、同JA額田育苗センター)