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「いちご塾」研修生による出荷スタート/出荷量約24㌧(9万6千パック)を見込む/
2024/12/24
JAあいち三河管内である岡崎市と幸田町は県内でも有数のイチゴ産地。同JAでは行政と連携し令和6年3月に新設した「いちご新規就農サポートハウス」で、「いちご塾」第6期研修生3名によるイチゴ「紅ほっぺ」が12月中旬から出荷スタートしています。出荷量は約24㌧(9万6千パック)を見込んでおり、収穫は5月下旬まで続く予定です。
収穫しているイチゴは、「いちご塾」第6期研修生が受け入れ農家のもとでの研修を重ね、10月に苗2万4千本を定植し、温度管理を徹底しながら収穫に向けて管理を続けてきました。収穫やパック詰めなど様々な作業をこなし来年7月の独立に向けて実際に栽培に取組んでいます。
同JAでは自己改革「農業生産の拡大」や地域農業の維持・発展を目指し、令和元年度より新規就農者育成と定着を図る「いちご塾」を開講。研修生が実際にイチゴ苗の管理や定植、収穫など年間を通じて栽培の流れを学べるよう就農を支援します。また、高度な栽培技術を持つ部会員が多く揃う産地で、就農後も定期的なフォローアップで新規就農者を支えています。
写真=イチゴを収穫する「いちご塾」研修生の山口由貴さん(18日、いちご新規就農サポートハウス)