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農業塾卒塾生が初の研修会開催/課題や悩み解決しフォローアップへ/JAあいち三河農業塾
2024/12/18
12月11日、JAあいち三河が開塾する第二農業塾の卒塾生を対象にキャベツとブロッコリーの種蒔き講習会を初めて開催しました。卒塾後に各々が栽培と向き合う中で発生する課題や悩みを解決しフォローアップに繋げます。
当日は卒塾生である天野俊充さん(65)の作業場に、卒塾生3人と塾の講師を務める営農企画課の杉浦英博さんが集まりました。種蒔きの準備として、セルトレイに培養土を敷き詰めキャベツやブロッコリーの種を1粒ずつ蒔いた後にバーミキュライトを被せて水をかけました。およそ4日後の発芽まで温度管理を徹底し50日後に定植、来年の5月頃の収穫を予定。4人全員が作業をしながら併せて農薬使用や産直出荷の現状を共有した後、天野さんの管理する圃場の巡回を行いました。
参加者は「仲間と一緒にやることで楽しく刺激を受けることができた。作業の再確認にも繋がったので次回以降の苗作りに活かしたい」と話しました。
同JAでは土作りや農業基礎を学ぶ第一農業塾と第一農業塾卒業後に産直出荷を見据えて販売手法を学ぶ第二農業塾を開きます。野菜作りに関心のある組合員や地域住民の学習の場を提供することで、産直出荷者の増大や地域農業の振興を図ります。
写真=種蒔き作業を確認する天野さん(左から2番目)ら卒塾生(11日、岡崎市大和町)