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伝統野菜「法性寺ねぎ」の圃場巡回実施/順調に生育進む/JAあいち三河

2024/12/18

 JAあいち三河管内の岡崎市で唯一“あいちの伝統野菜”に登録される「法性寺ねぎ」は蜜が出るほどの甘さと強い香りが特長。栽培する同JA法性寺ねぎ研究会は、品質向上やブランド力維持のため12月12日に圃場巡回を実施しました。
 当日は生産者やJA職員、メーカー担当者の10人が参加し、6カ所の圃場を巡回。定植日や株間、畦幅などを共有した。生育状況を熱心に確認し合い、生産者同士の情報交換の場となっています。
 畔栁則宏会長は「今年は気温が高く虫が多く、長引いた。しかし、今回まわった圃場では生産者の管理がしっかりと行き届いており、大きな影響はなく例年並みの出荷ができている」と話します。
 同研究会は16人の生産者がおよそ1.7㌶で「法性寺ねぎ」を栽培。出荷は11月から始まっており、1月から2月をピークに産直施設「ふれあいドーム岡崎」や「幸田憩の農園」などを中心に出荷します。今年は2月末までに約60㌧の収量を見込んでいます。

写真=生育状況を確認する生産者(12日、岡崎市法性寺町)