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支部単位で初めて市場等視察へ/消費者に届くまでの過程を知り販売への興味促す/JAあいち三河促成なす部会矢作支部

2024/12/12

 JAあいち三河促成なす部会矢作支部は12月5日、支部単位で初めて出荷先である西春日井郡豊山町にある「セントライ青果」と卸売業者の「タカサカ青果株式会社」への視察を行いました。市場を訪れた経験のない生産者が増えたことを踏まえ、世代交代した生産者へ出荷した促成ナスがどのように消費者へ届けられているのかを知ってもらい、販売に興味を持ってもらうために企画しました。
 この日は生産者やJAあいち経済連など11名が参加し、セントライ青果ではナスや他品目の包装、規格、出荷状況を確認。タカサカ青果株式会社では、倉庫での管理方法や出荷物の加工や袋詰めを見学しました。また、同会社では「とげなし美茄子」と大きく表記された透明袋に詰めて促成ナスをスーパーに卸しており、「とげなし美茄子」のブランド名を周知したい生産者の想いを踏まえた販売に繋げています。
 杉浦義孝支部長は「愛知県産のナスという表記ではなく、『とげなし美茄子』というブランド名で販売してくれていることがわかり嬉しく思う。品質が高く自慢のナスなので、『とげなし美茄子』としてブランドの良さが消費者に認知されるよう取組んでいきたい」と話しました。

写真=セントライ青果を視察する生産者ら(5日、セントライ青果)