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新玉ネギ出荷始める/店舗で出荷が少なくなる時期でも消費者ニーズに応える/Aあいち三河東部特産部会

2024/12/06

 JAあいち三河東部特産部会が栽培する超極早生新玉ネギ「立春の香り」の出荷が始まっています。同部会はセット球栽培を行っていることから極早生品種よりも早く収穫できることを強みとしており、11月末から出荷可能に。この時期は産直店舗等でネギの出荷が少ないため消費者からのニーズも高く例年人気の商品となっています。
 このセット球栽培は部会員がシードテープを使って3月に種播きし、6月に掘りとって種球にしたものを9月上旬に定植する方法。今の季節に新玉ネギが食べられるよう長期間にわたり管理を続けてきました。今年は猛暑の影響などから出荷が昨年よりも半月ほど遅れたものの、玉の肥大が揃っており生育は良好。
 同部会の鈴木武和部会長は「他の新玉ネギは4月頃出荷が始まるが、真冬でもフレッシュな新玉ネギを味わうことができる。玉はサラダに、葉は熱を加えることでトロっとするため鍋やみそ汁に入れて食べるのがおススメ」と話します。
 同部会は17人の生産者が露地野菜を中心に多品目を栽培。同JA産直店舗「幸田憩の農園」や「道の駅藤川宿」、「マックスバリュ岡崎美合店」に1月末まで出荷する予定です。

写真=新玉ネギを紹介する鈴木部会長(3日、岡崎市池金町)