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桃の冬季剪定講習会開く/作業効率化や防除効果を高める/JAあいち三河幸田町桃部会
2024/12/02
JAあいち三河幸田町桃部会は11月25日、部会員の加藤智美さんの圃場で露地桃の冬季剪定講習会を開きました。適した剪定を行うことで、作業効率化や防除効果を高めることを目的に毎年開催しており、次年産の品質向上を図ります。
当日は西三河農業改良普及課の河村直紀主任専門員を講師に招き、部会員ら8人が参加。剪定の仕方を実演しながら注意点や今後の管理方法などについて確認しました。河村主任専門員は「桃の場合は冬の剪定だけでは樹を作れない。芽かき、摘芯、秋の剪定、冬の剪定を組み合わせて、樹を管理していって欲しい」と呼び掛けました。
同部会は6戸が2.42㌶で露地桃「日川白鳳」や「白鳳」などの品種を栽培。一昨年からは新品種「さくひめ」の出荷も開始しています。また、部会員の3戸で栽培する温室桃は東海地区唯一で5月中旬より出荷開始となり、6月中下旬からは露地桃へと切り替わります。
写真=剪定を実演する河村主任専門員㊧と部会員ら(25日、幸田町須美)