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来年の出荷に向けて準備進む/ホオズキ栽培講習会で全体技術向上へ/JAあいち三河ホオズキ研究会
2024/11/27
JAあいち三河ホオズキ研究会は11月22日、岡崎市山綱町にある高橋澄江さんの圃場でホオズキの栽培講習会を開きました。今年は土壌診断や肥培管理の改善、着色を促す植物ホルモン剤の散布時期などの栽培管理を徹底したことで高品質なホオズキが産直店舗に並びました。更なる品質向上を目指し、来年の出荷に備え準備が進みます。
この日は西三河農業改良普及課の服部武史主任専門員を講師に招き、会員ら17人が参加。高橋さんが堀上げから定植までの実演を行い、注意点などを会員同士で共有しました。服部主任専門員は「1番は掘り上げた根っこを乾かさないように定植すること。あわせて、病気になっておらず、太さのあるしっかりした根っこを植え付けてほしい」と呼び掛けました。
同研究会は26人の生産者が岡崎市と幸田町でホオズキを露地栽培。盆前の8月10日頃から管内の産直店舗「幸田憩の農園」や「ふれあいドーム岡崎」などへ約1万本出荷します。次回は5月に圃場巡回を行う予定で、今後も定期的な講習会など安定した品質を維持します。
写真=定植を実演する高橋さん㊧と会員(22日、岡崎市山綱町)