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ブドウ剪定講習会開催/収量調整や樹勢コントロールへ/岡崎市果樹振興会

2024/11/27

 岡崎市果樹振興会は11月18日、岡崎市駒立町の鈴木宏誠さんの圃場でブドウの剪定講習会を開催しました。収量調節や樹勢のコントロールを目的に毎年行います。
 当日は生産者や西三河農業改良普及課など28人が参加。令和6年産の気象概況や病害虫対策を共有し、剪定方法別に手順を確認しながら剪定を実演しました。
 同普及課の権田絵美莉技師は「若木を優先的に剪定し、結果母枝は新梢の伸長を基準に残す芽数を決めてほしい」と呼び掛けました。鈴木視番会長は「梅雨明けから雨が降らず高温が続き樹も疲れている。今年の栽培を振り返りながら選定作業に励んでほしい」と話しました。
 同振興会は34人の生産者が「巨峰」や「シャインマスカット」などを栽培し、オリジナル品種を栽培する生産者もいます。産直店舗、直売所、通販、市場出荷など様々な出荷形態から高品質なブドウを消費者へ届けます。12月上旬には研究会を予定し、8月に行われた品評会の表彰式などを行います。

写真=剪定する枝を説明する権田技師㊥(18日、岡崎市駒立町)