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人気加工品「とろろじゃん」加工/1月中旬まで販売/JAあいち三河自然薯部会
2024/11/26
JAあいち三河自然薯部会では、規格外の自然薯や切り落とした首の部分を使った漬物「とろろじゃん」の加工作業が10月1日から始まっています。シャキシャキとした食感が好評の人気加工品の1つで、同JA産直店舗「道の駅藤川宿」と「はいらっせぬかた」で1月中旬ごろまで販売。
製造は同部会の女性陣が担います。自然薯を余すことなく活用し、知名度アップや消費拡大、地域起こしを目的に販売が始まりました。「とろろじゃん」の名称は、代表料理「とろろ」と三河弁の「いいじゃん」が合わさったもの。10人が中心となり、全て女性のみで手掛けています。味付けには、試行錯誤を経て完成した漬液を使い、防腐剤は使わず、風味を生かすため皮を残して漬けます。味は「しょうゆ」、「味噌」、「ゆず酢」の3種で、1袋(150㌘)450円(税込)。
11月15日、岡崎市樫山町にある加工所では、7人が約30㌔の自然薯を「とろろじゃん」に加工。ヒゲを焼き、洗う、刻む、あく抜き、漬けるなどの工程を経て、1日漬け置きしたら真空パックにして販売します。
代表者の山口和恵さんは「毎年販売を楽しみにしていただける人気商品。美味しい『とろろじゃん』を届けたい」と笑顔で話しました。
写真=刻んだ自然薯をあく抜きする様子(15日、岡崎市樫山町)