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子どもを対象に初めて開催／産直店舗で干し柿作り講習会開く／産直店舗「幸田憩の農園」

2024/11/14

　幸田町大草にあるＪＡあいち三河産直店舗「幸田憩の農園」で１１月３日、小学生以下を対象にした「干し柿作り講習会」を開催しました。子どもを対象にした講習会の実施は初めてで、産者と消費者の架け橋として活動する食育ソムリエが地元の子どもたちに、同町特産品の筆柿が生産量全国一位であることや筆柿の特性を理解してもらいたいと企画しました。
　当日は食育ソムリエ２名が講師となり、４組８人の親子が参加。筆柿の皮をピーラーで剥いた後ヘタの部分に紐をくくり、アルコール度数の強い焼酎を染み込ませました。また、カビの原因となる素手で触らないことや風通しを良くするため柿同士が触れないようにするなど注意点を説明しました。
　参加した保護者は「皮を剥く作業に苦労していたが、子どもたちは楽しそうに体験していた。自宅に帰ってからも干し柿が完成するまで管理を続けていきたい」と話しました。
　同ＪＡ産直４店舗には計１３名の食育ソムリエが在籍。地元農産物のＰＲ活動や地産地消、活気溢れる店舗づくりを目指し活動しています。ＳＮＳを活用した情報発信にも取組んでいます。

写真＝筆柿の皮をピーラーで向く参加者（３日、幸田憩の農園）