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菌床作りスタート/12月中旬までに約3万個の菌床作る/

2024/11/14

 岡崎市安戸町にある作業場で、来年10月下旬ごろ収穫用のシイタケの菌床作りが11月1日から始まっています。国産原料で栽培する大ぶりで肉厚な主力品種「富富」や「XR-1」「5K-16」の菌床を週に6日、1日724玉を作っており、作業は12月中旬まで続きます。
 当日は、安戸しいたけ組合の組合員5名が参加。国産おが粉や水、栄養体などを混合した培地を袋詰めした後に常圧殺菌を6時間半行い、翌日種菌を接種しました。宇野組合長は「1つの袋の重量が均等になるように意識した。元菌を打つ時には雑菌が入らないよう整った環境を保ちたい」と話します。
 同組合から供給された菌床を使用しJAあいち三河岡崎しいたけ部会の4人の生産者が菌床シイタケを栽培。今作は来年4月末まで同JA産直店舗「おかざき農遊館」や地元市場等に出荷します。“純国産”であることを証明する“どんぐりシール”を商品に貼付し、安全安心であることを消費者へPRします。

写真=常圧殺菌室に菌床を入れる宇野組合長(1日、岡崎市安戸町)