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卒業論文で「筆柿」をテーマにする学生が選果場へ/不完全甘柿の性質を知る/JAあいち三河

2024/11/13

 JAあいち三河管内の幸田町は特産品「筆柿」の出荷シェア全国1位を誇ります。2018年から椙山女学園大学管理栄養学科の筆柿選果場見学を受け入れ、卒業論文で「筆柿」を取り上げる学生をサポートし、「筆柿」の理解促進や産地PRに繋げます。
 10月18日、同科4年生の4人が選果場に訪れ、場内で使用する機械や出荷までの流れをJA職員から説明を受けました。甘柿と渋柿の両方が実る「不完全甘柿」の性質を知るために家庭用甘渋判定機を用いて学生らが協力しながら約20㌔コンテナ1つ分を選別。質疑では「樹によって甘さに違いはあるのか」、「栽培に暑さの影響はあったか」などの質問が挙がりました。
 卒業論文制作はラストスパートに差し掛かっており、学んだことを活かして1月の完成を目指します。選別した筆柿は持ち帰った後、皮を剥き冷凍保存し来年度以降の研究で使用していきます。

写真=甘柿と渋柿を協力して選別する学生ら(18日、筆柿選果場)