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促成ナスの目揃え会実施/産地を守るために再生産価格での販売を目指す/JAあいち三河
2024/11/11
JAあいち三河管内の岡崎市と幸田町で9月18日から始まった促成ナス「とげなし美茄子(ビーナス)」と「千両」の出荷が本格化しています。今年は露地ナスの出荷量が少なく販売単価は過去最高で推移しており、順調なスタートを切っています。
それに伴い10月28日、同JA促成なす部会は目揃え会を実施。これまで各支部で開いていたが今年から全支部での開催に変更し、生産者や西三河農業改良普及課、市場担当者らが参加しました。目揃え会では、サンプルをもとに大きさや傷、ツヤなどの出荷規格を確認しました。
西三河促成なす部会の村田真吾部会長は「産地を守るために再生産価格での販売を目指していく。生産者にできる反収や品質をアップさせ、農家所得向上や新規就農者を増やせるよう頑張りたい」と意気込みました。
「とげなし美茄子」は愛知県が育種した品種「とげなし輝楽」の同部会でのブランド名。ヘタや茎、葉にとげがなく、皮のツヤやハリが特徴。「千両」は、柔らかい果肉と歯切れの良さが特徴で、漬物に適しています。
同部会は4支部(六ツ美、矢作、葵、幸田)の生産者39人が約8.1㌶で促成ナスを栽培。出荷は7月上旬まで続き、名古屋市場を中心に中京圏に向けて1400㌧を見込みます。
写真=出荷規格を確認する生産者ら(28日、同JA本店)