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「おかざき幸田さつまいも☆プロジェクト」収穫スタート/作業効率を目的に自走式収穫機初導入/JAあいち三河

2024/10/23

 JAあいち三河管内の遊休農地を活用し、サツマイモを栽培する「おかざき幸田さつまいも☆プロジェクト」。今年度から作業効率を目的に導入した自走式収穫機を使用しての収穫が10月上旬から始まっています。販売はキュアリング処理が不要の「あまはずき」は11月上旬、「紅はるか」は追熟させるため収穫1カ月後の11月下旬を予定します。
 岡崎市福岡町にある遊休農地で10月8日、同プロジェクトメンバー2名がサツマイモ「紅はるか」を収穫。今年は約3.4㌶の圃場を管理しており、収穫作業は11月上中旬まで続きます。
 同プロジェクトの内藤成一郎さんは「焼き芋に適しているけど蒸しても美味しい。様々な加工特性があるため、各家庭で加工して美味しく食べてもらえると嬉しい」と話しました。
 同プロジェクトは3名の生産者で、SDGs達成に向けた遊休農地の後輩防止や食糧生産工場、地域農業を守るために令和3年12月に発足。非耕作者から農地を活用して欲しいとの問い合わせも増えており、令和10年までに約5㌶の栽培面積増加を目指し取組んでいきます。令和5年作から同JAの水稲育苗施設を使ってキュアリング処理の調整および長期貯蔵の検証を行っており、今年度も継続して行う予定。

写真=自走式収穫機でサツマイモを収穫するプロジェクトメンバー(8日、岡崎市福岡町)