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新設したサポートハウスにイチゴ苗定植/12月頃の収穫目指す/JAあいち三河
2024/10/24
JAあいち三河管内の岡崎市と幸田町はイチゴ生産が盛んな地域。開講6年目を迎える「いちご塾」はこれまでに15人の卒業生が独立し、ブランド力維持と産地発展に繋げています。今年度は3人が6期生として就農を見据えた研修に励みます。
10月3日と5日には、今年3月に新設した「いちご新規就農サポートハウス」で塾生と(株)アグリみかわ社員が共に「紅ほっぺ」の苗を定植。これまでに受け入れ農家先での事前研修を重ねてきた塾生は、株間や苗の向きなどを調整しながら作業に取り組みました。また、定植作業は9月下旬から始まっており、岡崎市土井町にある「いちご生産拠点研修農場」20㌃と「いちご新規就農サポートハウス」40㌃の全60㌃で約4万2千本の苗を植え付けました。
塾生の森下尊生さんは「苗を深く植えすぎると成長に差し支えるため植える深さを意識した。イチゴ産地の名に恥じないよう栽培技術を習得していきたい」と話します。
「いちご塾」では塾生1人1人に合わせた実習プログラムを用意。今後は12月頃の収穫に向けて温度管理を徹底しながら管理を続けます。
写真=苗を定植する森下さん(3日、いちご新規就農サポートハウス)