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筆柿の品評会実施/ボリューム感や着色、外観の傷もなく立派な出品物揃う/西三河筆柿選果場運営委員会
2024/10/09
西三河筆柿選果場運営委員会は10月4日、道の駅筆柿の里・幸田で「第11回筆柿品評会」を開きました。生産量全国1位の特産品「筆柿」の産地PRや消費拡大を図るとともに、生産者の栽培技術向上を目的に毎年開催します。
今年は幸田町と西尾市の生産者51名から2点ずつの合計102点が出品。西三河農業改良普及課や行政ら5名が着色やツヤ、傷の有無などを基準に審査し、上位5点が入賞。最高位の幸田町長賞には平岩孝之さん(須美支部)が選ばれました。
同普及課の河村直紀主任専門員は「今年はカメムシや収穫前の台風など影響がある中で、出品された筆柿はボリューム感や着色、外観の傷もなく立派なものが多かった」と講評しました。
同会は幸田町にある3支部(須美、桐山、長嶺)と西尾支部の生産者58人が約30㌶の面積で栽培。特殊な光センサーを用いて選別後、渋柿は渋抜きをして出荷。同駅や産直店舗「幸田憩の農園」と関東、関西、長野、名古屋の市場へ向けて、10日頃をピークに10月下旬まで出荷が続きます。
写真=品質を確認する審査員(4日、道の駅筆柿の里・幸田)