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ブドウ栽培を学び産地を守る/シャインマスカット初狩り/JAあいち三河
2024/09/17
JAあいち三河管内にある岡崎市立恵田小学校で9月4日、全校児童40人が毎年恒例のシャインマスカット初狩りを行いました。また、同校創立150周年を記念した新たな取り組みとして、産直店舗「おかざき農遊館」で7日に収穫したシャインマスカット等の販売会を行い、ブドウ産地のPRに繋げました。
同校では毎年6年生が総合学習「やまびこ学習」の一環として、同校敷地内でブドウ栽培を経験しており、39年目を迎えます。今年は同校管内のブドウ農家の柴田耕平さん、鈴木康博さん、鈴木政人さんが中心となって講師を務め、児童はアドバイスを受けながら摘粒や袋掛けなどの栽培工程を学びました。今年は例年よりも多い150房が収穫を迎え、児童らは笑顔を見せながら「シャインマスカット」を摘み取りました。
講師を務めた柴田さんは「6年生がブドウに興味を持って取り組んでくれたため自分も楽しく作業できた。動物などによる被害もあったが、農家の大変さも知ってもらえたと思う」と振り返りました。
6年生の大山新太くんは「シャインマスカットは種が無いのが当たり前だと思っていたがジベレリン処理をする必要があったり、作業中は首や肩が痛くなったり農家さんの大変さを学んだ。育ててきたブドウがどんな味か食べるのが楽しみ」と話しました。
写真=シャインマスカットを収穫する児童(4日、恵田小学校)
写真=来店客にブドウの説明をする児童(7日、おかざき農遊館)