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じねんじょドーナツの販売始める/SNSでの出会いで自然薯の普及目指す/JAあいち三河自然薯部会常南支部
2024/08/28
JAあいち三河自然薯部会常南支部に所属する生産者の早川徹さんは、SNSを通じて愛知県犬山市で自然薯を使用したドーナツを作る林泉さんと出会ったことをきっかけに、「じねんじょドーナツ」の加工と販売を始めました。犬山市に通い栽培方法等の交流を深める中で、2人が一致した思いは自然薯の普及。林さんが特許した「じねんじょドーナツ」の調理方法を受け継ぎ、三河地域での販売が始まりました。
「じねんじょドーナツ」は 、岡崎市の中山間地域で栽培された自然薯を練り込んでいるため、自然薯特有のモチモチとした生地とふわっと香る自然薯の風味が特長。ほどよい甘さで、子どもから大人まで幅広い世代が好むドーナツに仕上げています。販売店舗がないため、妻の琴恵さんとイベントやマルシェ等での出店販売を行っており、出店情報はインスタグラムで告知しています。
早川徹さんは「特産品として、岡崎市農林産物ブランド推進品目に指定されている自然薯をもっと食べてもらいたくて、ようやく販売に繋がった。まだまだ知名度は高くないが、一人でも多くの方に食べてもらえたら嬉しい」と話しました。
また、早川徹さん自身もやけどによる障がいがあることから農福連携にも意欲的に取り組んでおり、現在は自然薯栽培の過程で作業を委託している。今後はドーナツの調理過程の中でも障がい者の更なる活躍の場を作りたいと試行錯誤しながら励んでいます。
写真=「じねんじょドーナツ」を紹介する早川さん(24日、柴久園)