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ナス品評会最高位に小林孝紀さん/温度上昇にも負けず高品質なナス集まる/JAあいち三河夏秋なす部会

2024/08/13

 JAあいち三河夏秋なす部会は7月26日、「第22回夏秋なす品評会」を開催しました。品質向上や出荷改善、産地活性化を目的に毎年開催します。
 今年は部会員から夏秋ナス「筑陽」40点の出品がありました。西三河農業改良普及課や行政ら11人が、形状や色沢、玉揃い、傷害果の有無などを基準に審査し、最高位にあたる岡崎幸田農業改良推進協議会長賞の小林孝紀さん(額田支部)をはじめ優秀賞11点と優良賞3点が選ばれました。入賞したナスの一部はイオンモール岡崎南店で27日と28日、展示販売を行いました。
 同普及課の伊藤広孝専門員は「梅雨明け後の温度上昇による品質低下が懸念されたが高品質なナスが多く集まり生産者の努力を感じた。特に最高位を受賞したナスはみずみずしく色ツヤが良好で形も揃っていた」と講評しました。
 同部会は岡崎、幸田、額田の3支部の生産者43人が夏秋ナスを栽培し、8月中旬を最盛期に11月上旬まで出荷予定。県下有数のナス産地で国が示す“野菜指定産地”に指定されており、「なす塾」を開講し新規就農者育成に取組むなど、産地活性化とともに消費者へ地元産ナスのPRに努めます。

写真=ナスの外観を確認する伊藤専門員ら(26日、同JA本店)