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「法性寺ねぎ」の圃場巡回実施/最後の植え替え前に生育確認/JAあいち三河法性寺ねぎ研究会

2024/08/07

 JAあいち三河法性寺ねぎ研究会は8月6日、岡崎市で唯一の“あいちの伝統野菜”である「法性寺ねぎ」の圃場巡回を行いました。「法性寺ねぎ」は株分けによって増殖しており、11月から出荷するネギは9月に最後の植え替えをするため、品質の安定や部会員同士の情報交換の場として毎年この時期に実施します。
 当日は生産者やJA職員、メーカー担当者など14人が参加。定植日や肥料、株間などを確認しながら、5カ所の圃場の生育状況を見て回りました。今年は高温が続き雨量が少ないことから丈が短い圃場も見られたが、冬に出荷するネギ苗が確保できるよう管理を続けていきます。
 同研究会は16人の生産者がおよそ1.7㌶で法性寺ネギを栽培し、12月にも圃場巡回を予定。岡崎市の市場を中心に、「ふれあいドーム岡崎」や「幸田憩の農園」など産直4店舗に出荷され、販売は11月上旬頃から始まります。

写真=生育状況を確認する生産者ら(6日、岡崎市上青野町)