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「なつきらり」出荷スタート/約300㌧の収量見込む/JAあいち三河

2024/08/07

 JAあいち三河管内で最も早く稲刈りが始まる斉藤茂晴さんの圃場で、米「なつきらり」の収穫が始まりました。初日となった8月6日には、幸田町内にある約3㌶の圃場をコンバインで刈り取りを行いました。
 今年は高温が続き、雨量が少ないことや越冬したカメムシの発生が懸念されたが、生産者による水管理やドローン防除を徹底したことで、品質は例年並み。8月中旬ごろからは管内での稲刈りが本格化し、「コシヒカリ」「あいちのかおり」などの収穫も続々と始まっていきます。
 「なつきらり」は県農業総合試験場が開発した品種で、夏の高温に強く、上品な甘みともっちりとした食感が特徴。一定の要件を満たした経験豊富な登録生産者が生産しており、1等米であることやタンパク質含有量が6.4%以下と厳しい基準をクリアした玄米のみが愛知県のブランド米「愛ひとつぶ」として販売されます。
 2024年産の「なつきらり」は11人の生産者が約60㌶を作付け。今年産は昨年産よりも約5㌶多く作付けし、収量は約300㌧を見込んでいます。

写真=「なつきらり」を刈り取る斉藤さん(6日、幸田町坂崎)