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研究会の栽培技術の向上で今年も高品質/赤く色づいたボリューム感のある「ホオズキ」出荷スタート/JAあいち三河ホオズキ研究会

2024/08/06

 JAあいち三河ホオズキ研究会が栽培するお盆に墓や仏前に備える切り花「ホオズキ」の出荷が7月下旬から始まっています。8月上旬からは管内の産直店舗「幸田憩の農園」等でホオズキ専用の特設ブースが設置され、今月中旬までに約1万本出荷を目指します。
 今年は着色を促す植物ホルモン剤「エスレル」の散布時期や処理方法を中心に生育状況を確認する現地研修会を開くなど栽培管理を徹底。栽培暦などの更新や生産者同士の情報共有が出来ていることから研究会全体の栽培技術の向上に繋がっており、赤く色づいたボリューム感のある「ホオズキ」に仕上がっています。
 同研究会の高橋澄江さんは「これまでの経験をもとに、高温対策のために一部を寒冷紗で覆うなどの工夫をした。綺麗に色づいた自慢のホオズキが出荷できている」と笑顔で話します。
 同研究会は25人の生産者が岡崎市と幸田町でホオズキを露地栽培。定植時の栽培指導や定期的な講習会などを行い、安定した品質を維持します。

写真=ホオズキの生育を確認する高橋さん(5日、岡崎市山綱町)