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露地イチジクの出荷スタート/味が凝縮した甘いイチジクに/JAあいち三河いちじく部会

2024/08/06

 JAあいち三河いちじく部会が栽培する露地イチジクの出荷が始まっています。8月1日からは「サマーレッド」、7日頃からは主力品種「桝井ドーフィン」を「西三河のいちじく」として出荷し、今年は16.2㌧の出荷量を見込みます。
 出荷を目前に8月1日、目揃え会と出荷説明会を実施。生産者や西三河農業改良普及課、経済連ら13人が参加しました。サンプル果実の写真資料を用いて、外観や着色、割れなどの出荷規格を確認。今年は雨が少ないため小粒傾向にあるものの、味が凝縮した甘いイチジクに仕上がっています。
 同普及課の権田絵美里技師は「高温でハダニが出ている産地もあるため、防除管理を徹底して欲しい。また、雨量が少ないため、根っ子が乾かないようにしっかり潅水して欲しい」と呼び掛けました。
 同部会は10人の露地イチジク生産者が約1.0㌶の面積で栽培し、4つのJAで構成される西三河共計として共同出荷する。8月下旬から9月上旬を最盛期に、名古屋の市場へ11月上旬まで出荷が続きます。

写真=出荷規格を確認する生産者(1日、振興センター)