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純岡崎産ワイン「葵の雫」が誕生/ブドウ栽培からワイン製造まで全て岡崎で行う/岡崎市果樹振興会

2024/08/01

 岡崎市のブドウ農家34人で組織する岡崎市果樹振興会が栽培したブドウを使って、市内初のワイナリー「ドメーヌ・イトウ」で醸造した“純岡崎産ワイン”の「葵の雫」が完成しました。7月26日から販売を開始し、同市駒立町にあるブドウ農園9園で取扱っています。
 ワインは巨峰をメインとした赤ワイン、ハニーシードレスなどの白系品種を使った白ワイン、デラウェアワインの3種類で1本2750円(税込み)。名称は市民公募による103件の中から決定し、「葵」には同市が生誕の地である家康公の家紋とブドウを栽培する地域が葵地区と呼ばれること、「雫」にはフレッシュさや1摘まで心を込めて製造するという想いが込められています。ワインラベルは愛知産業大学造形学部スマートデザイン学科学生が名称からイメージを膨らませてデザイン。醸造は同市が国から「岡崎市ワイン特区」に認定されたことで、同振興会である伊藤隆さんが立ち上げた「ドメーヌ・イトウ」が担当します。ブドウ栽培からワイン製造にかかる全てを岡崎市で行う“純岡崎産ワイン”となりました。
 同振興会の鈴木視番会長は「ブドウとワインが一緒に楽しめるのは全国的にも珍しい。今年は上手に仕上がっているので、岡崎の味を楽しんで欲しい」と話しました。

写真=純岡崎産ワイン「葵の雫」をアピールする鈴木会長(26日、同市駒立町)