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かつての菜種産地を伝えたい/地元児童と菜種の搾油体験/JAあいち三河女性部食育・菜の花実行委員会
2024/07/30
JAあいち三河女性部食育・菜の花実行委員会は、管内の六ッ美地区がかつて菜種の産地であったことを知ってもらいたいと、菜種の搾油体験や菜種油と市販油の食味を食べ比べるフライドポテト作りなどを毎年実施します。
7月2日、岡崎市立六ツ美中部小学校4年生児童27人と委員12人らで菜種の搾油体験を行いました。同校は「地域を菜の花で一杯にしよう」というテーマのもと、1年間を通じて菜種について勉強しています。5月10日に委員らが刈り取りと乾燥をさせた軽トラック4台分の菜種を用意。児童らは殻が付いた菜種を足で踏み、ふるいにかけて種を落とし、唐箕で選別した後、搾油機を使って油を搾りました。たくさんの菜種から少量しか搾油できないことに驚きながら油になる工程を学びました。油かすは肥料として校内の花壇に活用します。
中山美代子実行委員長は「地元の子ども達が興味深く積極的に体験してくれてよかった。11月に予定する菜種油の食べ比べも楽しみ」と話しました。
写真=搾油する児童ら(2日、岡崎市立六ツ美中部小学校)