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ホオズキの現地研修会開く/「エスレル」の散布時期や噴霧器を使用したデモンストレーション実施/JAあいち三河ホオズキ研究会

2024/07/17

 JAあいち三河ホオズキ研究会は7月11日、岡崎市渡町にある長嶋博子さんの圃場で現地研修会を開きました。研究会全体の品質と栽培技術向上を目的に、会員同士の情報共有の場として毎年開催。今年は徹底した防除管理のもと品質は良好で、盆前からの出荷に期待がかかります。
 この日は西三河農業改良普及課の服部武史主任専門員を講師に招き、会員13名が参加。着色を促す植物ホルモン剤「エスレル」の散布時期や噴霧器を使用したデモンストレーションを中心に、生育状況を確認しながら会員からの質疑に応えました。服部主任専門員は「梅雨の時期には病気などが懸念される。発生を見極めて適切な防除をして欲しい」と話しました。
 同研究会は24人の生産者が岡崎市と幸田町でホオズキを露地栽培。定植時の栽培指導や定期的な講習会などを行い、安定した品質を維持します。8月10日頃から管内の産直店舗「幸田憩の農園」や「ふれあいドーム岡崎」などへ出荷する予定。

写真=今後の管理について注意を促す服部主任専門員㊧と会員(11日、岡崎市渡町)