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育苗ハウスを活用した夏穫り栽培に取組む/8月から収穫のできるワケギの定植/JAあいち三河東部特産部会
2024/07/09
JAあいち三河東部特産部会では自己改革に掲げる「農家所得向上」に繋げるため、同JA育苗ハウスを活用したワケギの夏穫り栽培に今年から取組んでいます。通常3月から4月にかけて収穫するが、8月から収穫のできるワケギの栽培を検討。薬味として重宝されるネギの出荷が少なくなる時期を狙った栽培方法で、消費者ニーズに応えるのが目的。また、定植後の管理期間も短縮されるため、生産者にとっても作業負担が軽減すると期待が高いです。
7月8日、部会員の高橋澄江さんの圃場で5月下旬から同JA育苗ハウス内を高温に保ち人工的に休眠打破した種球を定植。地温を下げるための高温対策として、その後は白黒マルチや寒冷紗などを使用して覆下栽培を続けます。収穫は8月中旬頃を予定します。
同部会は生産者17人が露地野菜を中心に多品目を栽培。同JA産直店舗「幸田憩の農園」や「道の駅藤川宿」、「マックスバリュ岡崎美合店」に年間を通じて出荷しています。
写真=ワケギの種球を定植する高橋さん(8日、岡崎市山綱町)