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職員を対象に初めて収穫体験開く/若手職員の農業離れを懸念し地域農業への関心や理解促進を図る/JAあいち三河

2024/07/17

 JAあいち三河職員組合は7月13日、職員を対象にしたトウモロコシの収穫体験を初めて実施しました。近年入組する新入職員の多くが准組合員であり若手職員の農業離れが懸念されることから、地域農業への関心や理解促進を図るために企画。JA職員として、各部門での専門的知識の習得だけでなく、農協は農業者によって組織された協同組合であることを再認識してもらうことが目的。
 当日は、生産者の長谷幸夫さんが管理する圃場に職員とその家族49組が集まりました。天候にも恵まれ、職員らは汗を流しながらトウモロコシの収穫を楽しみました。実際に参加した職員は「普段畑に来る機会がないため、貴重な体験になった。地元で作られたトウモロコシを食べるのが楽しみ」と話しました。
 飯野駿委員長は「生産者、産直職員も含めて、理解、交流を深める機会になったと思う。今後もJAならではの活動を考えていきたい」と話しました。
 同JA職員組合は各事業所から代表者を選び構成。イベントや職員同士の交流会、職場内報「ハロー!」の作成などを企画し、職員の働きやすい環境づくりを目指しています。

写真=トウモロコシを収穫するJA職員(13日、幸田町久保田)