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「いちご塾」閉講式開く/今では新規就農者が生産者数2割を占める/JAあいち三河

2024/07/17

 JAあいち三河は7月10日、管内の主力品目であるイチゴの新規就農者育成と定着を図る「いちご塾」の閉講式を開きました。生産者の高齢化による担い手確保、生産力向上を目指し、地域農業を支えるJA自己改革の1つ。平成31年より「いちご塾」開講後、15名が卒業、就農しており、卒業生の中には部会平均反収を超えるなど産地を盛り上げています。
 当日は「いちご塾」5期生2名や西三河農林水産事務所、行政など約20人が出席。同JA大竹博久組合長から5期生に修了証書が授与されました。大竹組合長は「今では新規就農者が生産者数の2割を占めており、新規就農者が増加することは非常に心強い。上手くいかないことや困った時は一緒に研修を受けた仲間や先輩、JAに相談し美味しいイチゴを生産して欲しい」と激励しました。
 5期生の山田誠さんは「農業について右も左もわからなかった自分がここに出席できているのは、支えてくださった皆さんのおかげ。次に入ってくるいちご塾生の目標となれる農家を目指して頑張りたい」と抱負を述べました。
 同JA管内の岡崎市と幸田町は県内でも1位、2位を争うイチゴ産地。愛知県が主催する品評会においても2年連続最高位の農林水産大臣賞を含む賞を多数受賞し、品質の良さでも評価を得ています。

写真=修了証書を受け取る5期生(10日、同JA本店)