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白ナス出荷最盛期/果肉が柔らかくトロッとした食感が特長/JAあいち三河

2024/07/09

 JAあいち三河管内の岡崎市で、白ナス「とろーり旨なす」の収穫が7月上旬から最盛期を迎えています。今年で6年目の栽培で、地元市場を通じて県内の大手スーパーなどで販売しています。白ナスは1本約350グラムと通常のナスの約2から3倍の大きさに育つため1本あたりの販売単価が高く、作業を軽減できるとして自己改革「農家所得の向上」に繋がる取り組み。
 今年は同JA夏秋なす部会に所属する3名の生産者が約4㌃で栽培。白ナスは皮の薄さや白い見た目から、傷の有無が目立つため生育が難しいとされるが、同部会では長年培ったナス栽培の技術力を持つ生産者が育てており、高品質な白ナスが5月末から出荷されています。出荷時期は10月下旬までで、目標出荷量は6トン。
 生産者の大久保正人さんは「果肉が柔らかくトロッとした食感が特長。今の季節は、素揚げしてそうめんのつゆに浸して食べるのがおすすめ」と笑顔で話しました。

写真=白ナスを収穫する大久保さん(8日、岡崎市下佐々木町)