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販売金額が県下トップのイチゴ/来期に向けて育苗作業進む/JAあいち三河
2024/06/19
JAあいち三河は県下でも有数のイチゴ産地。管内のイチゴ生産者の元では来期作用の育苗作業が進んでいます。
新規就農者を育成する「いちご塾」の卒業生で来期から就農を迎える稲垣宏聡さん(42)の圃場では、5月から定植用苗の栽培に取り掛かっています。6月7日には、親株から生えた新しい芽であるランナーを根出しのために1本ずつピンで土に刺し固定させました。今後は花芽が確認できる頃に親株と切り離してポットで管理し、10月中下旬の定植に向けて防除や芽花きを続けて管理。稲垣さんの圃場では5,000本の定植苗を栽培する。
同JAでは岡崎市いちご部会と幸田町いちご組合の生産者がイチゴ「紅ほっぺ」「とちおとめ」「愛きらり」を栽培。令和4年度の販売金額は県下トップの12億4,780万円で過去最高を記録。県品評会で高評価を受ける生産者も多く、品質の良いイチゴを消費者へ届けています。
写真=ピン刺し作業に励む稲垣さん(7日、同市渡町)