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昨年6月の台風2号から1年/カントリエレベーターで本格的に稼働再開/JAあいち三河東部営農センター

2024/06/17

 昨年6月2日に発生した台風2号の大雨の影響で床上160㌢ほどの浸水被害を受けたJAあいち三河東部営農センター敷地内にあるカントリーエレベーターで、6年産の小麦の荷受けするため本格的に稼働が始まっています。今年の小麦の収穫量は平年並みを見込み6月中旬ごろまでの荷受作業を予定します。
 昨年の台風による被害は過去に前例がなく、岡崎市保母町にある東部営農センター、利用施設(カントリー、育苗、集出荷場)をはじめ、農機センター、LPガス販売所も壊滅的で近隣地域も被害を及ぼしました。昨年は麦の荷受け作業中であったため荷受けした麦、水稲苗にも被害が出ました。
 一刻も早い営業再開に向けて、県、市町と共に国への総合的な支援の要望。工事関係業者の迅速な対応、JA全体での職員による作業支援、また生産農家の協力も頂き令和5年産米、麦の作業を進めることができました。
 同JA 営農販売部の岩月部長は「行政をはじめ関係機関、地域の皆様のご支援、地域の皆様、職員のご協力により営業再開できることに感謝している。今回の災害を教訓に今後の対応を検討していく」と話します。

写真=小麦を荷受けするJA職員と東部カントリーエレベーター(3日、同JA東部営農センター)