お知らせ一覧

みあい特別支援学校へサツマイモ苗寄贈/人との繋がりや農産物を大切にする心育む/JAあいち三河

2024/06/10

 JAあいち三河が農福連携として協力する愛知県立みあい特別支援学校では、高等部の中でも園芸に興味のある生徒で構成する園芸班が、授業の一環でサツマイモの栽培を続けます。農業体験を通じて人との繋がりや農産物を大切にする心を育みます。
 5月24日、栽培するサツマイモ「紅はるか」苗の寄贈式を行い、同JA藤井克弘経済担当常務から代表生徒へ苗100本が手渡されました。高等部3年のエスピノサ・ユウキ君は「地域の方や小中学部と協力して大切に育てていく」と意気込みました。
 その後同校が管理するユニバーサル農園で交流も兼ねて小中学部とともに苗を定植。園芸班の生徒らが中心となってマルチを張った畝に穴を空け30㌢間隔で丁寧に植えました。今後は11月頃に収穫と12月頃にキッチンカー交流会を予定します。
 同JAでは、農業と福祉が良好な関係を構築できる体制作りのため、行政と連携した相談窓口を設置するなど、農福連携やユニバーサル農業の実現を目指した取組みに努めています。

写真=マルチに穴を空ける生徒ら(24日、愛知県立みあい特別支援学校)

写真=苗を定植する生徒ら(24日、愛知県立みあい特別支援学校)