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今年は1.1㌶増加/遊休農地を活用したサツマイモ栽培に取組む/JAあいち三河
2024/06/07
JAあいち三河管内の遊休農地を活用し、サツマイモ「紅はるか」を栽培する「おかざき幸田さつまいも☆プロジェクト」。今年度から幸田町のふるさと納税返礼品に登録しており、10月中旬からの収穫に向け、メンバーが管理している遊休農地ではサツマイモ苗の定植が始まっています。
岡崎市福岡町にある遊休農地で6月4日、同プロジェクトメンバー2名らが参加し、環境負荷低減を目的に使用している生分解性マルチを張った畝に半自動移植機でサツマイモ苗を定植。今年はキュアリング処理が不要の「あまはずき」の苗も用意し、6月中にメンバーが管理する約3.4㌶の圃場に苗を植えていく予定です。
同プロジェクトは3名の生産者で、SDGs達成に向けた遊休農地の荒廃防止や食料生産向上、地域農業を守るために令和3年12月に発足。非耕作者から農地を活用して欲しいとの問い合わせも増えており、令和10年までに約5㌶の栽培面積増加を目指し取組んでいきます。
現在はサツマイモを貯蔵するために必要なキュアリング処理を生産者自身で行っているが、今後は同JAが水稲育苗で使用する催芽機で処理ができるよう生産者との比較調査を実施中。
写真=サツマイモ苗を移植機で定植するプロジェクトメンバー(4日、岡崎市福岡町)