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2回目の圃場巡回実施/生育状況やジベレリン処理のタイミングなど確認/JAあいち三河葵ぶどう部会

2024/06/06

 JAあいち三河葵ぶどう部会は5月27日、8月上旬から出荷を控える種無し巨峰の圃場巡回を実施しました。先月に続く2回目で、定期的な巡回で生産者のフォローアップを行います。
 当日は、西三河農業改良普及課やJA職員らが参加。部会員10人の圃場を回り、生育状況やジベレリン処理のタイミングなどを確認しながら今後の管理方法を共有しました。同普及課の権田絵美莉技師は「昨年台風による大雨で黒とう病の発生が見られたが今のところ発生は見られていない。今後の天気予報に注意し、防除管理を徹底して欲しい」と呼び掛けました。
 同部会は10人の生産者が「種なし巨峰」を2.4㌶の面積で栽培。鮮度を重視しており出荷日の朝に収穫しています。今後は6月中旬に、形の良い房を作り、粒数を制限することで色付きと味の良い房を作る房づくり講習会を行い、出荷に向けて着々と準備を進めます。出荷は岡崎市、名古屋市、岐阜県の市場に向けて9月上旬まで続く見込み。

写真=生育状況を確認する権田技師㊨と生産者ら(27日、岡崎市滝町)