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圃場巡回で生育確認/畑ワサビ生育好調/JAあいち三河ぬかた特産部会ワサビグループ
2024/05/25
JAあいち三河ぬかた特産部会ワサビグループは5月21日、畑ワサビの圃場巡回を実施しました。今年は3、4月の日照時間が短かったことが畑ワサビにとっては栽培条件に恵まれており、生育は順調に進んでいます。
当日は、出荷を前に契約出荷する名古屋市の食品会社担当者とJA職員3名が4カ所の圃場を回りました。今年の生育状況や畑ワサビの丈の長さなど確認。今年は6月13日に初出荷を予定しており、出荷は6月下旬までで計4回行い、出荷見込み量は200㌔㌘。
同グループが出荷する畑ワサビは、6人が標高180から400㍍の中山間地の林間にある畑を利用して栽培しており、播種から収穫までに約1年半の管理が必要。また、渓流や湧水を利用して栽培する沢ワサビよりも、気温によって生育が左右されやすい。芋の部分が小さく、加工品としての利用が多いことも特徴で、茎は「ペーストわさび」に、芋と呼ばれる地中で育つ実の部分は「わさびオイルドレッシング」等に加工されます。
写真=生育状況を確認する生産者とJA職員ら(21日、岡崎市中伊町)