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岡崎茶の原料「やぶきた」刈り取りスタート/遅霜の影響がほとんどなく、品質の良い生茶収穫/JAあいち三河
2024/05/22
JAあいち三河が生産と販売を行う岡崎茶の原料「やぶきた」の刈り取り作業が5月18日から始まっています。消費者に安心して手にとってもらえるよう無農薬栽培で生産しており、刈り取り作業は5月末まで続きます。
生産者の山口弘吉さんと和恵さん夫妻の圃場で5月18日、お茶刈り取り機を使用して約600㌔の生茶を収穫。生産者が刈り取り、搬入した生茶は管内の岡崎市中金町にある製茶工場で蒸して揉んで乾燥し「荒茶」の状態にし、それを原料として「岡崎茶」を製造します。和恵さんは「春先の温暖な気候から遅霜の影響がほとんどなく、品質の良い生茶が収穫できた」と笑顔を見せます。
「岡崎茶」は宮崎地区で9名の生産者が約70㌃で「やぶきた」を栽培。平成23年7月から、同JA産直5店舗を中心に行政関連の施設や市内イベントなどでも販売しています。また、同JAでは売上金の一部を管内である岡崎市と幸田町に寄贈しており、農産物のPR活動や、イベント活動等の農林業振興に活用しています。
写真=「やぶきた」を刈り取る和恵さん㊨とご家族(20日、岡崎市石原町)