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「オーガニックビレッジ宣言」に伴い初の企画/市内約850人の児童と有機バケツ稲に挑戦/JAあいち三河

2024/05/17

 JAあいち三河は食育活動の一環として、岡崎市内にある小学校14校(約850人)と有機肥料を使ったバケツ稲の栽培に今年から初めて取組みます。管内である同市が3月26日に地域ぐるみで有機農業に取組む「オーガニックビレッジ」を宣言したことに伴い、幅広く有機による循環型農業について体験することが目的。同市、地域農業への支援や食育などを行うNPO法人おかざき農遊会と連携し、5月中旬から各小学校に出向き土作り、田植え、稲刈り、脱穀・精米のサポートを続けます。
 5月13日、同市立奥殿小学校1年から6年生児童62人を対象に有機バケツ稲の土づくりを実施。同会員を講師に、同JA新入職員等がサポートしながら10リットルのバケツに黒土と赤玉土、鹿沼土の割合を確認しながら有機アグレット5グラムと混ぜ合わせました。また、17日には事前に芽出しした籾をバケツに種まきを行います。
 体験した城殿柚希さん(10)は「土を手で混ぜ合わせる作業が気持ちよくて楽しかった。食べられるよう立派に育てていきたい」と笑顔を見せました。

写真=土を混ぜ合わせる児童(13日、同市奥殿小学校)