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ナス栽培に取組む小学校を地域ぐるみでサポート/苗の定植体験開く/JAあいち三河
2024/05/16
JAあいち三河管内にある幸田町立豊坂小学校は食育活動の一環として、同町の特産品であるナスの栽培を20年以上続けています。生徒から“なすおじさん”として親しまれる農家の杉浦嘉明さんを中心に、同JA幸田町なす部会の浅井裕司さんや野場自然を育む会、同JA幸田営農センターが連携。肥料資材の提供や栽培支援などのサポート行い、次世代を担う子どもたちの食農教育充実を図ります。
5月8日、同校3年生と6年生142名を対象に定植体験を実施。児童はアドバイスを受けながら露地ナス「筑陽」の苗80本を植え付け、今後の生長を楽しみにしていました。
杉浦さんは「子ども達が毎年、主体的に取組んでくれて嬉しく思う。収穫に向けて一緒に管理していけたら」と話しました。
今後は6月上旬にハッポーロープを用いた誘引作業、7月10日前後に収穫を予定しており、収穫した翌日の給食には栽培したナスを使用した献立が振る舞われます。
写真=苗を定植する3年生(8日、豊坂小学校)