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リキュール用イチゴ出荷スタート/500㌔を地元老舗酒蔵へ/JAあいち三河

2024/05/16

 JAあいち三河管内の岡崎市でリキュール加工用のイチゴの出荷が5月8日から始まりました。今年は5月末までに500㌔のイチゴを集荷し、市内で330年以上に渡り日本酒を造り続ける老舗酒蔵の丸石醸造株式会社で加工します。今年で3年目の取組みで、同会社と開発していることをきっかけに県内でも有数のイチゴ産地ということを幅広くPRします。
 このリキュールは同JA岡崎市いちご部会の生産者が栽培した完熟で糖度の高いイチゴ「紅ほっぺ」をふんだんに使用していることが特長で、果肉もたっぷり入っています。1本500㍉㍑でアルコール分7%。
 浅井直行部会長は「今年も地元の企業とコラボして商品を出すことができ嬉しく思う。今すぐに食べられるほど完熟した岡崎産イチゴの美味しさが凝縮されているので、多くの人に飲んでもらえたら」と話しました。
 同部会は42名が7.84㌶でイチゴを栽培。令和5年度愛知県いちご品評会においても特別賞を受賞する生産者が多くおり、品質においても評価を得ています。今年出荷したイチゴのリキュールの販売は今年の12月頃を予定します。

写真=完熟イチゴを収穫する浅井部会長(8日、岡崎市桑谷町)