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超極早生玉ねぎ「立春の香り」セット球の圃場巡回実施/播種したセット球の発芽状況確認/

2024/05/13

 JAあいち三河東部特産部会は4月23日、超極早生玉ねぎ「立春の香り」セット球の圃場巡回を行いました。セット球を栽培することで多品種よりも早く収穫できるため、11月中旬から産直店舗等で新玉ねぎを販売することが可能。あえて他品種の出荷が少ない時期を狙うことで、自己改革に掲げる農家所得向上を図る取組みとして今年で6年目を迎えます。
 この日は、営農指導員の青山幸司講師とJA職員が部会員4名の圃場を巡回。3月中旬にシードテープを使って播種したセット球の発芽状況を確認するとともに部会員からの質疑に回答しました。
 鈴木武和部会長は「セット球栽培は時間と手間がかかるものの、冬にフレッシュな新玉ねぎを消費者に届けられるのが魅力。今年は発芽が揃っており順調に生育している」と話しました。
 今後は6月に掘り取って乾燥させたセット球を盆過ぎに植えつけ収穫まで管理を続けていく。同JA産直店舗「幸田憩の農園」や「道の駅藤川宿」、「マックスバリュ岡崎美合店」に1月初旬まで出荷する予定です。

写真=生育状況を確認する鈴木部会長㊧とJA職員(23日、岡崎市池金町)