お知らせ一覧
葵ぶどう部会が圃場巡回実施/生育状況やアグレプト液剤の散布時期確認/JAあいち三河葵ぶどう部会
2024/05/01
JAあいち三河葵ぶどう部会は4月24日と25日、良質な種なし巨峰の出荷に向けて圃場巡回を実施しました。当日は、西三河農業改良普及課や同部会の浅川巖部会長、JA職員が2日間で部会員10人の圃場を回り、生育状況やアグレプト液剤の散布時期などを確認しながら今後の管理方法を共有しました。
浅川部会長は「今年は3月の低温や天候不順による日照不足の影響から1週間ほど生育が遅れているものの、病害虫による目立った影響はない。生育に合わせた管理を続けていく」と話しました。
同普及課の権田絵美莉技師は「昨年台風による大雨で黒とう病の発生が見られた。今後の天気予報に注意し、防除管理を徹底して欲しい」と呼び掛けました。
同部会は10人の生産者が「種なし巨峰」を2.4㌶の面積で栽培。鮮度を重視しており出荷日の朝に収穫しています。今後は定期的な圃場巡回や花芽誘導、着色不良の改善、果実肥大に繋がる環状剥皮講習会など行い、出荷に向けて着々と準備を進めます。出荷は8月上旬から岡崎市、名古屋市、岐阜県の市場に向けて9月上旬まで続く見込みです。
写真=生育状況を確認する浅川部会長㊨ら(24日、岡崎市滝町)